久しぶりに東京さへ行ってきました。(日建学院公認スクール運営者研修)
新宿に近づくころ、車掌のアナウンスがありました。
「間もなく新宿、新宿です。最近、上り下りの切符を間違えて改札口を出られる方が増えています。お間違えのないようご注意ください。」だって。
おれ、思わず、ニヤっとしたね。だって、今から5年ぐらい前に、秋葉原の駅で、帰りの切符を間違えて改札口の箱に放り込んで出ちゃって、次の日大騒ぎしたことあったこと思い出しただ。(その時の顛末はてっちゃのコラムで報告済み)
なんだなんだ、今頃になって流行っているだかや。それとも、あれかいね。あの車掌、おれのこと覚えていて、気をつけろって、おれに言っただかや?
それがせや。
会場が池袋の駅のすぐ近くのビルってことで地図まで持って行ったのに、どうやっても見つからないだ。
弱って、電気屋の呼び込みのにーちゃんに、紙見せて、ここ知ってる?って聞いても、知らねっていうだ。3人に聞いたけど、皆、知らねって言うだじ。都会ってもんだね。
その辺、何回もグルグル回ってようやく見つけてホッとしたけど、昼飯の時間がなくなっちゃって、ほんとは旨いラーメン食べようと思ってたのに、そんな余裕なくて、目についた、廻る寿司に入っただよね。
そんなに期待していたわけじゃないけど、イカが凄く旨くてびっくり、さすが東京だね。
おれって、東京行くとなんかやたら疲れるけど、どうしてか、今回わかりました。
考えてみると、穂高にいる時は、朝歩いて駅前校へ行って、職業訓練の20名に会ってパソコンの話をして、帰ってくるわけだけど、片道に会う人、10名ぐらいじゃんね。だから、一日に会う人って合計50名ぐらいのもんだよね。
しかも、歩いていて知ってる人が見えたら、「おはようござんす」ってでかい声であいさつしながら、行くわけじゃんね。東京へ行っても、その癖っていうか、向こうから来る人の顔、片っ端から認識しようとするわけよ。知ってる人が来たら挨拶しなきゃって。
ところが東京とくりゃ、向こうから、津波のように人が押し寄せてくるじゃん。
それを片っ端から認識しようとすると、なんかクラクラしてきて「人酔い」状態になっちゃうわけよ。そこで、今回は、人は、落ち葉か幽霊かなんかだと思うことにして、視点は遠くの方にして、人の顔を見ないようにしただ。そしたらどうだい。具合いいわ。都会人になるってこういうことだだね。
ホテルの朝食がバイキング形式になっていて、最近はその利用のしかたも板についてきたと思ってるけど、今回ちょっと失敗しちゃった。
好きなものいっぱい取ってきて、ごはん食べてまた好きなものを取りに行くってのが楽しいね。なんか、元とらなきゃって感じかな。「いじむさ」ってやつせ。
腹いっぱいになって、コーヒーをおいしくいただいていると、あっいけね、果物(デザート)を食べるのを忘れていることに気が付いて、取り行こうと思ったら、レストランのねーちゃんがさーっと来て、「お下げしてよろしいでしょうかあ?」っていうだよ。「は、はい」って思わず答えてしまう、弱いおれ。持ってかれちゃった。
コーヒー飲んでるとエンドだから、お膳を下げろって教育されているだね。
次回はぜったいデザート食べてからコーヒーにします。