前回、豆炭の袋の開封の仕方を話題にしたんだけど、覚えているかっちゃ。
豆炭の袋に書いてある指示通り赤い糸をひっぱっても、うんまく開いたためしがないという話だよ。
そしたら、
「うちもダメ。何年となく、成功したのは数える程度!最後はハサミでジョキジョキ、本当に何とかしてくれ~っていいたいね。」
「今年3袋めでやっと赤い糸きれいにとるのに成功」
「仕事でよく使うセメントの袋も同じ、失敗が多いので最初からあの糸の部分の厚い部分をいっきにつかんで力でひっさばいています。」
などのご意見を寄せてくれた人もいたけど、中に、
「赤い糸は、心静かに引っ張ることです。うまくいきますよ。『面倒くさい』なんて言う気持ちを持ったらうまくいきません」
と、いうような癪にさわるようなことを言う人もでてきただぁ。(おらだって、心静かにそーっとひっぱてるだよ)
そのいとに、
「方向が反対だ~。ミシンの上糸を優しく引けば、いちころよ。実技でお目に掛けます。」
などという、上手に開く方法を教えてくれるという人も現れて、数日後、「赤い糸をひいて豆炭の袋をすっきりあけたい講習会」を開く運びとなったわけよ。
会場まで、おらが実際に豆炭の袋を持ってただよ。
講師のTさん、これはこうやって・・・って、一生懸命説明してやってくれるけんども、どういうわけか、うんまくいかねぇだ。おっかしいずらぁ。
結局、なんか、釈然としないまま講習会はお開きになったってもんせ。
どうも、それから寝つきが悪いだよね。なんか、気になっちゃって・・。
それで、昨日、それでもと思って品川マメタンのホームページ見てみたら、お問合せっていうフォームがあったので、
『豆炭が入っている袋の開封についてですが、「赤い糸をひいてください」と書いてあるのですが、ほとんどといってすっきり開いたためしがありません。私のFacebookでそのことが話題になったりしましたが、他の皆さんからも同様にうまくいかないとの感想です。そこで、その赤い糸の引き方を分かりやすく説明していただけませんか?Facebookはwww.facebook.com/muranakasatoshiです。』
って書き込んでみただよね。
そしたら、さっき品川マメタンの担当者(以下、まめたん)から電話があっただ。
まめたん: お問合せの赤い糸の件ですが、
おれ: はいはい、豆炭さん、わりーね。忙しいに。
まめたん: あのですね。赤い糸を引っぱると、固結びのようになって、うまくいかないことが多いので、袋の横のところの糸をカッターで切って頂いてそこから、ほどいてもらうとうまくいくようです。
おれ: えっー、そうじゃあるめ。ってことは、あれかい。ふつうにやったじゃ、だめってこんかい?
まめたん:はい。
おれ:はいったってこれさ。そりゃどういうこと?じゃ、お宅もふつうにやったじゃ、うんまく開けねぇってこんかい?
まめたん:はい。
おれ:えー、ごたでいけねわ。
おれ: あのさぁ、ホームページのお問合せの欄に、質問の回答については、公表するなって書いてあったけど、今の話公表していいですかいね。
まめたん: はい、結構です。
と、いうことで、赤い糸は豆炭の会社の人もうまくいかないようで、そのことを百も承知の上、「赤い糸をひいてください」などと、甘いことばで誘惑しているってことだわね。
さて、今年ももうじき豆炭炬燵ともお別れ、また、来年、同じような話がぶり返すのだろうね。
品川マメタン(SINANEN)のお問合せのHPより