まーず、急に、上の奥歯がしくしく痛くなってせや。しょうがねぇもんで、歯医者へ行ったってもんせ。
おれの勘では、若いころ治療したところ(かぶせてあるところ)が、年と共にがたがたになって虫歯菌なんかが侵入したと思うだよね。
医者:はい、口を開けてぇ。
(よだれかけ、看護婦さんにしてもらって、口を思いきり開ける。医者、覗き込む)
医者:どうしました?
おれ:おぉくぅはがいたぃ・(奥歯が痛いですと答えている。質問は口を閉じた状態の時してくださいと言いたい)
医者:どういうふうに痛い?
おれ:ひんぞうがおくはにうつ・・・・(心臓が奥歯に移ったように、ドキンドキンしてます。と言っている)
医者:ドキンドキン?いつから痛い?
おれ:ふぇ、あんかげつ・・(へぇ、3ケ月前ぐらいかいね。痛くなったり、治ったりしてるです。)
医者:レントゲン!
(レントゲン室に連れて行かる)
注1.放射能のことで日本中が神経質になっているのだから、こういう時、おれなら、「心配いりません。このレントゲン撮影には、まるまるシーベルトの被爆ですので、成人の1年間の被ばく量のまるまる分の1位です」って、言うと思うよ。
注2.こういう場合、シーベルトと言い方が適切かは分からないので参考にしないでください。
(レントゲンから帰ってまた椅子に座る。医者に質問される前に言うべきことは言った方が良いと判断する。)
おれ:あのー、昔の治療の後がおかしくなったと思うので、歯に詰めてあるのを取った方が良いと思うのですがぁ・。
医者:それは、私が決めることです。
おれ:・・・
(でも、結局、被せてあるもの取って、なんだかしらねぇが、ガーガーやってるじゃん)
おれ:いでぇぇぇ!(痛いと叫んでいる)
医者:痛いかね。じゃ、神経はまだ死んでいねぇなっ。
おれ:・・・
医者:はい、うがいしてぇ。
(ちっちゃいコップで水を含み、ぐちゅぐちゅぺーをしようと思ったら、口のなかに脱脂綿が入ってるじゃん)
おれ:これ、どうしたらいいですか?
(脱脂綿をつまんで医者に見せる)
医者:・・。そこに捨てて!
(ぐちゅぐちゅぺーするところを指さす)
おれ:(いいだかや、こんなところに捨てて、詰まってもしらねぇぞ)
(治療が続く・・)
医者:えらい苦しそうだね。口で息をしないで、鼻で息をしてください。
おれ:ふぁなでですくあぁ(鼻でするのですか?)
医者:ふつう、息をするときは、鼻でするでしょ。特に鼻が詰まっているとかなら別ですが・・。
おれ:(そうかもしれないけどさぁ、どっちで息するかなんて考えてる余裕ないじゃん。もう、早く終わってぇ。苦しい・・)
ここで、皆様に質問します。
問1:歯医者に診て頂いているときは、目を閉じていた方が良いのでしょうか。それとも開けていた方がよいのでしょうか。私の場合、固く閉じています。が、この前、ちょっと開けてみたら、先生のおっかない顔が、10cm位にあり、冷や汗をかきました。
問2:当然、口を開けないと治療にならないのですが、ずーと、口を開けていると疲れるので、医者が道具を取り換えたり、なんかしてるときを見計らって、口を閉じて休むということをしていますが、このタイミングが難しくて、問1にも関連するのですが、チラチラと医者の動きをチェックすることになります。ところが、この間は、ちょっと、口を閉じたら、「あぁぁ、口を閉じちゃだめぇ、ばい菌が付くぅ。我慢してぇ」ってぐざられただ。皆様はずーと開けていますか?
問3:口を思い切り開いた状態で、鼻で息をするのって結構苦しいって思うのおれだけかいね。明日、また、予約してあるので、今も口をめいっぱい開けて鼻で息をする練習をまじめにやってるとこせ。(2012/4/24記)