
もし、飲食業コンサルタントに相談したら、間違いなくこう言うでしょうね。
「何を言っているのですか?宣伝らしいこと何もしてないではないですか?」
「真面目に美味しいものを提供してたら、それでお客が来るとでも思っているのですか?」
てっちゃだって、それなりにやってるつもりだけど、結論的に言うと、まだまだ努力が足りないということなんでしょうね。
「今日は何を食べりゃいいだ?」って、入ってきてくれるとても愉快な常連の70代のマダムがおりました。
週に2回は来てくださって、楽しい話を聞かせてくださいます。
ところが、ピタッと来なくなってしまいました。
最初は、なんか用事でもできたのかと思っておりましたが、もう、何ヶ月も顔を出してくれません。
てっちゃの留守の時に、来てくれるかもしれないので、スタッフには「もし、Hさんが来たら、呼んでくれやな。すぐ、とんでくるで」と言ってあるのですが、それっきり来てくれません。
どうしちまったかね。
病気か怪我でもしたかとも思ったけど、穂高の大福餅屋で大福を食べているのを見たという目撃情報もあったので、元気ではいるようです。
だとすると、何か、気にいらないことがあって、「もうあんな店、二度と行ってやらない」という最悪のパターンを連想してしまって、その「気に入らないこと」とは一体何なのか・・
理由1 味に関すること
理由2 接客態度に関すること
理由3 価格に関すること
理由4 店の雰囲気に関すること
理由5 その他
に分類して考えてみるけど、心当たりがない。
スタッフに、何か失礼なことをしたのではないか聞いたら、社長こそなんか心当たりはないのですかと、言われるし・・。
それを考えだすと苦になって苦になって、夜も眠れません。
前に、地下鉄に電車をどうやって入れたのかを考えると夜も眠れないという漫才あったけど、あの人今どうしてるかなぁ?
困った時は、穂高神社の神様におすがりすることにしているので、相談したところ、
「さとじよ、Hさんに感謝しなさい。理由1から理由5までを考え直すきっかけを作ってくれたではないか。
よいか。Hさんは、お前の店をじって見ておられるぞ。
良い店にするのじゃ。お前が最初に描いた通りの良い店にじゃ。
よいか。そうしたら、きっとまたHさんは来てくれるからのお」
とのお言葉ですが、なんか、やっぱり、気になって眠れないのです。(2015/2/28記)