
【注.さとじのイエローカード】
さとじの様子が認知症の初期症状だと思われた時、イエローカードをさとじに見せて反省を促すシステム。スタッフに配布してある。
(最近のイエローカード)
・売り上げ金から108円を持ち出して、プラザの前にある100円店で買い物をしてお金を返さなかった
・授業の予約を受け、線表にしるしをつけたけど、肝心の名前を書かなかった
・貧乏ゆすりをまたしていた 等々
ご迷惑をおかけし、その都度激しく反省しております。
が、この前、かーちゃん(もーもー)からのレッドカードの判定には、承服しかね猛烈に抗議したね。
だってさね。
もーもー:なんで、電話に出ないの!まーず。
(いきなり、部屋へ入ってきて、怒鳴るだよ。風呂上がりでまっかかのゆでタコみたいな顔してさね・)
さとじ:えーっ、電話?電話鳴っただぁ?
もーもー:しらばっくれるな。鳴ってたじゃん。
さとじ:聞けなんだよ。
もーもー:聞けないはずないじゃん。風呂場で聞こえただもの。聞こえないはずない!
さとじ:聞こえなかったってこんさ。
もーもー:聞こえないはずがない。大事な電話だったらどうするの?
さとじ:だ、だから、聞けなんだだ。聞こえたら出るに決まってるじゃねぇえか。
もーもー:あんなでかい音で鳴ってるのに聞こえないなんてことありっこない。まーず、ばかであきれる。
(この時点で完全に切れたね。さとじ)
さとじ:ふざけるな。聞こえなかったっていってんじゃん。聞こえないもんは、聞けないだ。なんで聞こえないのに、聞こえるっていうわけ?
もーもー:聞こえてないはずは、ぜったい な あ い !
(よくドラマでやたら夫や妻が殺されたりするけど、こういう時だね、妻への殺意を抱くときは。だって、ほんとに聞こえなかったんだもん。たぶん、音楽を聴いていたか、集中して本を読んでいたんだと思う。もう一回いうけど、ほんとに聞こえなかったんだってば・)
おそらく、今でももーもーは、さとじという人は、妻が風呂に入っていて電話に出られないのに、面倒くさいのでしらばっくれてほおっておいた、そういう薄情な夫と思っているに違いない。こうやって、冤罪は作られていくのだな。(2015/3/30記)