
久しぶりに娘(たえ)がやってきました。入ってくるなり、笑ってるだ。
たえ: 「あーあ、おかしかったぁ」(笑)
さとじ: 「なんしただ、おお?」
たえ: 「どうしたっておかしい」(笑)
さとじ: 「だで、なんしただぁ」
たえ:
「今日さぁ、じゅん(小2)のマラソン大会があって応援しに見に行っただよね。
じゅんの友達(ひろし君)のお母さんと一緒に、じゅんたちが走ってくるのを待ってたってわけさ。
そのうち、ひろし君があっちから走ってきたってもんさ。そしたらさ、
ひろし君のお母さんたら、身を乗り出して、でっかい声で
『ひろしぃ、いらっしゃいませぇ!』 っていうだよぉ。
おっかしくて、おっかしくて。ふつう、こういう場合、いらっしゃいませって言う」(笑)
ひろし君のお母さん、サービス業の店で働いていて、いつも大きな声で、「いらっしゃいませぇ」って言っているとのこと、つい、出ちゃっただね。
さとじはこういう話って好きさね。さんざ笑ったずよ。
そば屋へ以前勤めていただいたM子さんの思い出だけど、お客様がお帰りになるとき、普通なら、『ありがとうございましたぁ」」って言うじゃんね。
M子さんたら、大きい声で「おだいじにぃ」っていうもんでおどけたなんて。
しょうがねぇはね。今まで看護婦さんだったから。
うちのもーもーの場合は、もっとひどかったね。
もーもーは電話会社に勤めていて、番号案内なんかの交換手をしていたことがあっただ。
退職してからのこと。
さとじが用事があって家に電話をかけたらね。
「お待たせいたしました104です」 だって。(2015/11/30記)