てっちゃのコラム 100ー

第115回 10にしましたか?

windows10 イラスト
最近、さとじは人に会うと、「Windows10にした?」と聞くことが多くなりました。
大方の人は、「ほんとうに大丈夫?」って逆に質問してくるので、「だいじょだいじょ、早く10にしましょ。」って答えて、その理由をくどくどと説明し始めます。
Windows10が搭載されたマイクロソフト社のSurface Pro4を使い始めて、パソコンがこれから向かうであろう方向がはっきり見えてきたように思えます。
クラウドの利用によってどんなに離れていてもデータを共有して仕事をすることが可能になり、セキュリティもパスワードに頼る必要のないものに進化して行くようです。
パソコンは声を認識し、微妙な手書き入力を理解してくれます。声認識に関しては、まだまだ、実用のレベルではありませんが、その内、ものすごくお利口さんになるでしょうね。
使う人の意図を自ら理解して自ら考え、要望に応えてくれるコンピュータを搭載した面白い機械(ロボット)と共存する世の中が現実となるのですね。
自動車には運転手がいません。空には、どらえもんみたいなプロペラをつけた人が飛んでいます。学校の教室では、ロボット先生がやさしく分かりやすく指導しています。
野菜や果物は、清潔な建物の中で、ロボットが栽培をしてくれます。工場には人っ子ひとりいません。さぼることを知らないロボット君たちが、ただひたすら働いています。
すごいのは、介護の現場。認知症や体の不自由な年寄りを、介護ロボットがいたせりつくせりで介護しています。
その患者の行動パターンはすべてビックデータとして記録されており、適確な介護をします。
どのような状況か現場を覗いてみましょう。
(夜中の2時ころ)
さとじ:しっこ
看護婦(ロボット):はい、かしこまりました。
(看護婦がさとじをお姫様だっこして、トイレまで運んでくれます。看護婦の体中には高性能のセンサー(目玉)がついていて、布団を上手にはがし、そっと抱きかかえることが可能。力持ちで、100キロの大男でもOK)
さとじ:でちゃう・・
看護婦:もうちょっとですから、がまんしてください。
さとじ:はやくして・
(トイレに到着すると、上手にパンツを脱がしてくれます。これも高性能のセンサーと、しなやかな手や指がなせる技。便器も特別仕様になっていて、あらぬ方向に発射されたしっこも確実にキャッチします)
看護婦:どうぞしてください
さとじ:・・・・
看護婦:どうしたのですか、なかなか出ないですね
さとじ:歳をとるとな、出が悪いのじゃ、そんなことも知らぬのか、たくぅ。
看護婦:了解しました。発射時間までの時間を計測記録します。
(かれこれ10分くらい、看護婦は嫌な顔ひとつせず、ずーと支え励ましています。そればかりか、耳元で歌を歌ってくれます ♪もうすぐはーるですねぇ、恋をしてみませんかぁ ♪)
                                                                                                                                                                                 (2016/2/29 記)

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