神様: 誰だ、わしの名を気安く呼ぶのは・・・。ま、またお前かぁ。
てっちゃ: お久しぶりです。
神様: お前なぁ、今、穂高神社はどういうことになっておるのか知らんのか・・。
てっちゃ: あ、そういえば7年に1度の御遷宮祭でしたね。
神様: 分かってるではないか、したがってだな。7年に1度一番忙しいときなのじゃぞ。
てっちゃ: それは失礼をいたしました。でも、まぁ、忙中閑あり、ということもあるじゃんね、ちょっと話聞いてよ。
神様: どうせ下らない話だろ、手短に申せ、わしは忙しいのだからな。
てっちゃ: 本題に入る前に質問です。なぜ7年に1度なのですか?
神様: ・・・なぜって・・。そういうふうに昔から決まっておるのじゃ。詳しくは穂高神社のホームページを見ればよいぞ。www.hotakajinja.com
てっちゃ: 諏訪の御柱も7年だし、善光寺の御開帳も確か7年じゃんね。
神様: 7年にしたのは、わしではないぞ、人間どもが勝手に決めたまでのことじゃ。
てっちゃ: そんなぁ・・、何か7には隠された秘密があるのでは・・。
神様: そうだな、ラッキー7って、よく言うし、007っていう映画もあったし、七転八起、七つ道具、七夕、七福神にパチンコの777、いっくらでも出てくるな・・。
てっちゃ: 12年っていうのが妥当だと思うけど、12年じゃ長すぎる、3、4年では短すぎる、6年じゃ合理的すぎる、ひとつ加えて、7でどうだっていう感じだな。どうもこりゃ・・。
神様: なにをぶつぶつ申しておる。忙しいのじゃ、好きに判断せよ、で、本題はなんなのじゃ。
てっちゃ: それが神様、褒めてくだされ。FaceBookに連載で書いてきた「さとじの認知症予防実践編」が99回になり、次は100回です。やったー。
神様: ・・・・・.。
てっちゃ: かみさまぁ、もしもし・・
神様: ばかかお前は。そんなことでわしを呼んだのか・・。ったくぅ。
てっちゃ: だって100だよ100。めでたいではありませんか。
神様: めでたいのはお前だ。そういえばお前は、100が好きなようだな。
てっちゃ: そうですそうです。♪一年生になったらぁ、一年生になったらぁ、友達100人できるかなぁ♪
神様: これこれ、歌うでない。はた迷惑じゃ。
てっちゃ: だし、「金も100歳、銀も100歳、100歳、100歳」ってのも好きせ。やっぱ、100を目指してがんばるだ、てっちゃは・・。
神様: 勝手にいたせ、で、認知症予防実践編の方は効果があったのか。
てっちゃ: ・・・・。
神様: なぜ、返事をいたさぬのじゃ。
てっちゃ: それを突かれるとちょっと切ないです。ほとんど効果がないというか、自分勝手で、人様にお勧めできるものは何一つ・・・(汗)。
神様: お前は、まだまだ修行が足りないようだな。ところで、認知症予防実践編第100回のテーマは決まっておるのか。
てっちゃ: それなんですがね。認知症の進行を食い止めるため、いろいろな便利な道具やアプリがあり、ちょっと良さそうなものがあるとすぐに買ったり試したりしました。
それはそれで、すごく良いのだけど、なんか、そんなもんに囲まれて過ごしているうちに、だんだん、なんか、ロボットを使っていると思っていたら、そうじゃなくてロボットに使われているような気がしてくるのですよ、神様。
神様: それはそれは、お前にしてはよく気が付いたものよのぉ。褒めてつかわす。
てっちゃ: で、やっぱり、神様あれですね。
認知症の進行を食い止める一番の予防法は、いろんな人様と交わり、人様から様々な刺激を与えて頂くこと、そして、人様のお役に立てるような人になること。
これしかない。かように思うように至った次第でごぜぇます。
神様: 99回書いて、それが分かったとしたら良かったではないか。では、100回を期待しておるぞ。
わしはとにかく忙しいのじゃ。
御遷宮は15日までだからの、皆さんにも飾り物人形を見にきて頂くようにお知らせするのだぞ。よいな。さらばじゃ。
(2016/4/30記)
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