
以前、職業訓練の受講生とNHKの朝ドラのことを話題にしたことがありました。
毎日朝ドラを15分間見続けると1年間でどのくらいになるのか問いかけました。
15分×25日(日曜日は休み)×12か月 そうすると、夜も寝ないで見続けると、約3日間かかることなり、15分って結構長い時間なんだと気が付きました。
その朝ドラなんだけど、てっちゃも毎日見てます。ちょうど、ご飯の時間と重なるので。
食事はテレビや新聞なんかみないで、朝の爽やかな軽音楽なんか聴きながら、今日はどんな日にしようか、あなた今日のご予定は何ですか、なんて楽しい会話をしながら穏やかにしないといけないのに、我が家の場合は、もうなんか話すことなんて何もないっていうか、なんというか、テレビを見ながらじゃないと、ご飯ものどに通らないという悪い習慣が定着しております。
その朝ドラなんですけど、ずーとみてきて、いろいろと思うことがあります。
なにか立派なことをした人、成功した人がテーマになるのはいいのだけれど、だいたい、ストーリーは決まっていて、はじめにすごく苦労したり、つらい目にあったりするのだけど、苦労して、努力して、人の協力を得て、成功し、幸せになる・・。そんな感じ。
前々回だったかな。あれは良かったな。
何が良かったかというと、悪い人を一人も登場させなかったこと。
ヒロインの周りの人がことごとく良い人、優しい人、思いやりのある人でストーリーが進む。
だから、当然、その朝ドラはすごく明るく楽しいんだよね。
それでいて、泣けるんだ。すごく優しい人が優しいことをするわけよ。人の情に触れるっていうだかやぁ。それが毎回ってくらい、これでもか、これでもかってくるから、たまらないね。
朝のドラマはこういうのにしてほしいです。湿っぽいメロドラマみたいな、学芸会みないなのは止めてくださいとお願いしたいです。
今やってる朝ドラみてて、つい、言っちゃったんだよ。
てっちゃ:
なにこれ、そんなことありっこねぇーじゃん・・。そんなに簡単に繁盛するわけないでしょ。小学校の学芸会じゃあるまいし・・。
モーモー:
ちょっと静かにして、学芸会だと思って見てりゃいいだ
てっちゃ:
いっくら学芸会って言ったって、おかしいじゃん。
モーモー:
やだけりゃ見るなよ
かーちゃんの回答は、いつもパーフェクト、完璧。
そりゃそうだ、見たくなきゃ見なきゃいいだ。
だけど、見たくなくてもテレビついてるから見ないわけにいかないじゃん。
それから、てっちゃはどうしても我慢ができないことがあります。
これって、もう、毎回毎回のことなんだけど、必ず、「立ち聞き」「盗み聞き」のシーンがあること。
どうしてかね。こないだもそう。ヒロインに父親が死亡したことを伝える場面で、その話をしているところを、ヒロインの旦那が、廊下で立ち聞きするんだよね。
なんで、立ち聞きにするんですか。
立ち聞きや盗み聞きは確かに便利な手法ではあると思うのだけど、必ず、毎回やられるとうんざりして、またかよーっててっちゃは一人で白けているのです。
で、てっちゃは、NHKさんに提案したいのです。
この貴重な朝のひと時に放映する朝ドラを充実するために、朝ドラのシナリオを広く募集したらどうかと。
世の中に、直木賞とか芥川賞とかってあるけど、好きな人はいいと思うけど、テレビだけが楽しみみたいな庶民にとって、ちょっと敷居が高いと思うのです。
「朝ドラ賞」がもしあったら、すごい親しみやすく、国民の皆様に喜ばれるのではないでしょうか。
無名の作家の登竜門になったりして。
12月31日に当選者の結果を、ジャンボ宝くじの発表のように、発表します。
「それでは、発表いたします。来年春に放映する朝ドラは、なになにさんの、なになにに決定いたしましたあ。おめでとうございます」
テーマを、あらかじめ、歌会始のように発表するってのも面白いかもね。
希望としては、朝のドラマなんだから、暗いのはだめ、明るく楽しく、元気よく、にしてください。
ただし、時間稼ぎのどたばた劇は止めてください。
それに、ヒロイン、かわいきゃいいってもんじゃないでしょ、お人形さんみたいなかわいい人は違う番組でお願いします。
「立ち聞き」「盗み聞き」の手法は極力取らないでください。
以上よろしくお願いします。
朝ドラを楽しくみたい人代表 むらなかさとじ (2017/11/30記)
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