
オリンピックが終わってしまいました。
羽生選手の時は、見てられなくて、1mm位の薄目で見てました。
小平選手の時なんかは、ころびゃしねぇかと思って、カーちゃんの後ろからそーと見守っておりました。
3人で仲良くすべるやつの時は、いけーいけーいけーって立ち上がってしまいました。
最後のレース。ルールが今でもよくわからない、マスなんとかっていうの、あれもすごかったね。
それにしてもね。子供でも孫でもない人たちの試合になんであんねに興奮するかね。
冷静になって考えるとちょっとおかしいね。自分が勝ったみたいに、はしゃいでさね。
例えば、小平選手が金を取った瞬間、一番うれしいのは小平選手に決まっているけど、その次はおそらく親だろうね。
その次はやっぱり爺、婆、兄妹。
それから、親戚筋、友達、相沢病院の人たちと患者さんたち。
隣組、茅野市の皆様、長野県民、小平選手が良く行く店(ラーメン屋、床屋など)のおやじ。
それから、いろいろあって、100番目ぐらいにおれみたいなあんまり関係ない一国民がくるんだろうね。きっと。
どれもすごかったけど、俺的にはやっぱり小平選手の金が飛び切りうれしかったです。
オリンピックに向けて、ずーとすごい努力をしてきたことも知ってるので、ぜひ、金が取れるよう穂高神社の神様にお祈りしてたから。
それだし、ライバルの銀の韓国の選手へ見せた気配りなんか、小平選手ってほんとにすごい。韓国の人たちにも感動を与えたんだよ。
たったひとりの人間が日本中の人たちに感動を与えることができるのだから、人間ってすごい動物だね。
実は、てっちゃ、この前、すごくうれしいことがあっただよ。
パソコン教室の生徒のさゆりさん(仮名 注 なぜさゆりさんにしたかというと、吉永小百合のファンだから)から、電話がありました。
さゆりさん:センセ、助けて、会計ソフトのデータがどっかへ行っちゃたぁ・・。困るぅう。
てっちゃ:そりゃいけね。すぐに行くでまってましょい。
パソコン見たら、XP、会計ソフトもかなり古いバージョンで、悪い予感が・・。
会社の上司から、しっかりとバックアップの方法など教えてもらったこともないようで、ただ、言われたとおり、日々のデータを入力してきたと。
「私がばかだから、データがどっかへ行っちゃったぁ・」とさゆりさん、
「そんなことないよ。バカなんかじゃありっこ。だいじょだいじょ」と言いながらも、会計ソフトを起動して、いつもどおりデータを呼び出すと、昨年の古いデータが出てくるばかり・・・。
さゆりさんの話では、急に変な画面になったので、いろいろかまったら、いつもの画面にもどらなくなった。上司に見てもらったが、分からないから穂高パソコンに来てもらえと言われたと。
フォルダとファイルが無数にあり格闘すること30分。
さゆりさんは、かわいそうに、落ち込んで下向いてるだ。
予想外のところにバックアップファイルがあったので、それを何気に開いたら、
「あっ、それ、それ、それー、うれしー、わー<>?#$%&+*?>>>&”’()」、ありがとうございますぅ、それでーすそれでーす」って、さゆりさん!
マウスを握っているてっちゃのの右手をつかんで、喜んでるだ。まーず、泣いてるだよ。
なんか、おれもつい、よかったよかったって、ちょっともらい泣きしちゃたずよ。恥ずかしいじゃねぇかい。
いままで、パソコンのサポートしてきて、喜んでいただいたことは多々あったけど、泣いてまで喜んでいただいたのは初めてのことでほんとにてっちゃも嬉しかったです。
てっちゃ、大勢の人に喜んでいただくのは無理だけど、ひとりひとりの皆様に少しでも喜んでいただける仕事ができるのだと、うれしく思いました。さゆりさん、ありがとう。
(2018/2/28記)
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