
認知症予防の一環として、「さとじのイエローカード」を黄色の名刺用紙に実際に作ってスタッフに配ってみたわね。
イエローカードには、「以下の兆候を発見した場合遠慮なくお出し下さい」として、以下の11項目を記入しました。
●すぐに怒る ●人の話を聞かない ●すぐひがむ ●同じ話を繰り返す ●人の名前を思出せない ●ぼーっとしている ●ニヤニヤしている ●鼻毛や爪が伸びている ●加齢臭がひどい ●いつも同じ服を着ている ●その他、言動がおかしい
スタッフA:センセ、今日、イエローカード出しそうになりました。
さとじ:えぇ?うそずら、な、なんしただや?
スタッフA:だって、ビンボユスリ、ずーとやってんだもん
さとじ:えぇぇ、ビンボユスリぃ?おれ、貧乏揺すりやってたぁ?
スタッフA:やってました。わたしだめ、ビンボユスリ。イライラしてくるぅ。
さとじ:そ、そうか、わりわり。以後気をつけるね。だけどさ、上の11項目に入ってないじゃん。貧乏揺すり。
スタッフA:11項目目の「その他、言動がおかしい」に該当すると思います。
これには、まいったね。正直。
貧乏ゆすりかぁ。そうか、おれって、貧乏揺すりやってんだぁ。
いたって貧乏だから、貧乏揺すりやってても、しょうがないといえばしょうがないけどさね。
それにしてもうまいこというもんだね。貧乏揺すり。思わず、ネットで調べたってこんさね。
貧乏揺すりという名称の由来については諸説あるらしいが、「貧乏人が寒さに震える様子から」というのが、一番分かりやすいかね。
どういう時に貧乏揺すりが発生するかというと『自分の思っているようにいかずに、ストレスや緊張状態にあると、ストレスを抱え込まぬようにするための逃避行動として無意識にしてしまう』ということらしいです。
だけど、貧乏ゆすりは体に悪いとか、認知症の始まりとかという記述は、ないね。そればかりか、
『貧乏揺すりに秘められた驚きの健康効果』
『貧乏ゆすりは冷え症改善に効果アリ? – 女性の美学体』
『貧乏揺すりと言うな!贅沢揺すりと言え!血液の流れを改善』
などなど、いいことづくめじゃん。
だもんで、気を良くしてビンボユスリしながらずーと見てたらせ、下の方にやだこと書いてあるじゃねぇ。
『貧乏ゆすりは「女性が嫌う男性の仕草」として、常にランクインしてくる行動の1つ』だって。
こりゃいけねわ。Aさんがイエローカード出すわけだわ。
そんだもんで、これからは、人の見てないとこで、思い切り盛大に貧乏揺すりをして、人様の前では、ぜったいやらないようにいたします。
Aさん、引き続き監視をお願いします。(2015/1/29 記)